修験道と山伏

英彦山(彦山)は大峰山・羽黒山・とともに
日本三大修験道
霊山です。

修験道は 日本古来の「神道」に「仏教」、「陰陽道」や
山岳の自然に気を感知する「道教」などを習合した
日本特有の精神文化です。

山伏
修験者・験者・行者ともいわれ修験する人で、平安時代から人々の心を捉えてきました。

山伏の修行は,山岳に分け入り,擬死再生の厳しい修行を重ね、
心身を鍛えて験力を獲得し、
自分自身を心気一新し
人々の願望に応え

多くの人々が帰依しました。

豊前国は九州で古代寺院が多く
修験霊山も多い。

そして
宇佐神宮と彦山の結びつきにより、一大宗教文化圏を築き

彦山は豊前修験の中心地であった。

その行場は、山内外に散在する「彦山四十九窟」といわれ、
弥勒浄土の曼荼羅を地上に示現させた。

現在も京築地区には、文化の中に修験の要素を感じさせるものが多く残され
求菩提山麓の地域で伝承される神楽には、
修験の影響を強く受けたものがあります。