国英彦山神宮奉幣殿は指定重要文化財

修験道時代の霊仙寺の大講堂(旧英彦山霊仙寺大講堂)で
天平12(740)年建立。
千鳥破風入母屋造りで建坪104坪 様々な祭儀の舞台となる山の中心的建物。

中世には2階建て7間規模の大堂であったが,永禄11年(1568)年,戦乱により消失。

現在の社殿は江戸初期元和2(1616)年
小倉藩主細川忠興公の寄進によって再建。

和洋建築で、一部には唐様手法も取り入れられている。
江戸初期の建築なのに、桃山風の部分も見られ

大きな木割と規模の広壮さ、細部に装飾が無く豪壮な感じを受ける。

毎年3月25日は、奉幣殿前の境内で豊作を祈って御田祭り(おんた)が行なわれる。

お手水所の横に懸けられている大梵鐘(県指定文化財)は文禄3(1594)年,
岩石城主毛利久八郎の寄進。鐘突き棒がなく、小槌で打つ方式。